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日本超音波医学会第29回関東甲信越地方会学術集会 事務局
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ごあいさつ

president

日本超音波医学会第29回関東甲信越地方会学術集会
会長 小川 眞広
(日本大学病院消化器内科・超音波検査室)

このたび日本超音波医学会第29回関東甲信越地方会学術集会ならびに第16回関東甲信越地方会講習会の当番会長を拝命いたしました。このような名誉な機会を与えてくださった運営委員会の委員の皆様に深謝申し上げます。

私が超音波検査と係わるようになったのは医局に入局し早朝の勉強会に参加した頃からでした。病態把握と共に超音波画像をOHPシートで先輩の先生が解説していた懐かしい思い出があります。その魅力に引き込まれていつしかそれが専門職となりました。この間、超音波診断装置の進歩は目覚ましくカラードプラの登場、造影超音波検査の開始、3Dプローブの誕生、磁気センサー対応装置の出現、その後もさらなるB-modeやカラードプラの改良と自分の予想をはるかに上回るペースで次々と新しい装置が誕生しています。今日に至るまで決して飽きることなく日々新しい発見や経験を積むことができ本当に楽しい日々を過ごしております。また、次々と挑戦したいことが沸き上がりそれを確実に現実のものにできるのがこの分野の特徴と考えています。つまり超音波の魅力は、非侵襲的な検査でなおかつリアルタイムに時間・空間分解能の高い情報が得られる検査法であるという以外にも、装置の開発から実現化するまでが速く各メーカーが切磋琢磨して進化していることが実感できることも挙げられると思います。今より高い段階の医療貢献を目指すためには医師・技師・技術者が力を合わせることはもちろん装置の力も必須でありこれからは個人だけではなく産学協同で進化を遂げることが重要と考えています。

このような中、これからも超音波検査における色々な分野で挑戦し、この素晴らしき超音波の魅力を学術集会で大いに語っていただくことで、1人でも多くの同志を増やし、本学会がさらなる超音波の普及ならびに啓蒙の一翼を担うことができれば幸いと考えております。特に若い医師・技師・技術者に現状に甘んずることなく将来の夢を描きそれに向かって挑戦することを希望し、今回は本学術集会のテーマを、“挑戦 Challenge to myself”としました。

医師・技術者・臨床検査技師・診療放射線技師などのメディカルスタッフや、基礎研究に携わる方々など超音波医学を担うさまざまな分野の方々に出来るだけ多くご参加いただき、本学術集会を通じて超音波医学に関する最新の技術や情報を共有し、さらなる超音波医学の進歩に寄与できればと考えております。

さらに今回ハンズオンセミナーやライブセミナーを増設し各分野での日常臨床に直結する話題も豊富に取り揃えたいと考えております。常に挑戦し続けこれまでの限界をえ新たな超音波検査の魅力を引き出し、医師・技術者・技師・メーカーが共に響相和を目指し、学会まで打つ鼓が抑えきれないような学術集会を目指したいと考えております。

皆様のご支援を何卒宜しくお願い申し上げるとともに、本学術集会への多くの方々のご参会を心よりお待ち申し上げます。